聲之形

映画『聲の形』を観ました。

ヒロインは聾唖者ですが、普遍的な人間関係の問題を扱った作品だと思いました。

耳が聞こえなくても何に対しても頑張り屋さんのヒロイン。

健常者のクラスでは空回りして、陰口を言われます。

それを「ういてる」と忠告する主人公。

その言葉は届きません。

そして始まる執拗なイジメ。

クラスの人気者だった主人公は村八分に。

ことあるごとに絆だとか命の大切さとかが言われる現代社会。

でも現実には人との結びつきは脆く、命は簡単に失われています。

ヒロインと主人公、そして周囲がゆっくりと関係性を修復していく物語です。

登場人物の誰かが特に英明な訳でも、誰かが特別に悪い訳でもありません。

それぞれが少しづつ不器用で、弱くて相手との関係性を過ってしまいます。

希望のあるラストが良かったです。

映画『聲の形』DVD

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