嘘であることを自らバラす

「私も妻も、事務所も関与していない」

と聞いて、政治家の妻や事務所が関与できるくらい影響力があるのか、そして、口利きすることがあるのか、と初めて知った。また、口利きした政治家がいるのでは、という率直な疑問の中では、妻や事務所の話をする必要はない。のちに妻は影響力があるはずがない、と言っているが、だったらなおさら言う必要はない。妻自体はいろいろ頼まれる、と言っている。

「私や妻の関与があれば、総理大臣を辞める」

大臣を辞める覚悟を、自ら切り出したのは、関与していない、という発言だけでは不十分と思ったのだろう。それは、私の言っていることは嘘ではない、ことの保証のつもりだろうが、自ら嘘つきであることを知っていることになる。

「私は他の議員の行動を全て把握なんてしていない」

その通りだが、逆に妻と事務所の人間の言動は全て把握しているということになる。それはあり得ない。つまりは、妻と事務所の関与はない、という発言は信憑性がない。

類は友を呼ぶから、嘘つき族の周りには嘘つきが集まる。この異常な売却を、問題ないと言う人間は、秘密がある、と言っていることになる。証拠隠滅もして、本来なら潔白を裏付けるはずが、逆に全て秘密を隠そうとしていることを裏付けてしまっている。

しかし、口利きをする側も悪いが、それで言うことを聞いてしまう官僚も同罪。日本の公務員については、今後全て性悪説に基づいて判断すべきであろう。それは、一部のの政治家と役人の言動の結果である。

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■森友理事長ら参考人質疑、自民拒否 「民間人は慎重に」

(朝日新聞デジタル - 03月07日 12:30)